話を聴くというのは
余計なフィルターを掛けて聞くものではないし
先入観もなるべく持たず
ただ聴くというものは
あまり簡単ではないなあと感じる
いろんな人の見方があって
考え方があって
自分にも自分なりの思考があるが
それとこれとは別問題だと考えた方がいい
私の問題は私の問題であり
相手の問題は、共感できるところはあっても
相手の問題でしかない
入り込みすぎてもいけないし
その世界の味方に引っ張られすぎても
事実が歪んで見えてきてしまう
自分から見たものだって事実とは限らない
そういう面に沢山出会う
どこにも正解っていうものはないのだろう
私は、
誰かの価値観に引っ張られたくないし
誰かの言いなりにもなりたくないし
自分で考えて主体的に動きたいし
誰かの決めたルールの中に黙って従っていたくない
だから反発したくなる気持ちになったり
群れたくなかったり
共感ばかりできない
人は人、自分は自分
仕事場は友だちを作る場ではなく
仕事をする場であって
腹の底まで見せる必要なんてないのだ
みんな仮面を被っているし
都合のいい部分ばかりみるのだから
自分もそうである、だから事実だって歪むことも
あるだろう
ただそれでも
自分の中でも公正な判断をしたい
どの方に対しても誠実な対応をしたい
学ぶことなく
都合よく人生を生きている人も
たくさんいるのだろう
恵まれていることに、気付いていないのだ
まわりが譲っていることにも気付かない
それはその人の生き方だから
それでいいのだ
どこにもいい悪いはない
ただただ自分も自分に誠実であろう
他人にも誠実であろう
上も下もなく公正に同じ立場に立とう
それぞれが生きやすい方向に
伸び伸びと育っていけるように
聴く耳を持って
物事の本質を見極める大人でありたい。
今日も、一歩。
