好きなことはあるだろうか。
好きな人はいるだろうか。
好きな場所は。
好きというのはなんだろう。
好きっていうのは
食べ物を好きだと同じように
好きなんだろうか。
なんだかわからないけども
それがいいなあって思うこと。
その人と一緒にいたいなあって
思うのが好きなんだろうか。
好きというのも、
何か、良いなあって思うのも、
頭からくるものではない気がする。
その好きの中にいると
本当に楽しくてふわふわとする。
自然と笑みがこぼれる。
居心地が良い。
好きか。
一緒にいたいならば
一緒いればいいんだ。
我慢などしておらず、
それでも節度は必要なのかな。
誰とでも
やっぱりそれぞれ
心地よい距離ってある。
強引過ぎても
やっぱりそれは合わない。
でもふと
合う時もある。
でもやっぱり
合わない時もあるから、
断れる道も示せるのは大事かな。
好きな人って何人かいる。
そんなに多くはないけども
自分の中でちゃんといる。
どういう人が好きなんだろう。
ある程度距離を保って付き合ってくれる人か。
干渉してこない人か。
放っておいて、時々見守ってくれている人か。
その場を楽しめる人か。
好きなものがある人か。
そういう人たちとの時間を大切にしたい。
それは自分にとって
大切なことだ。
一方的かもしれないけども、
きちんと大切にしていれば
きっと伝わるだろう。
きちんと目線を合わせて。
合う時は
リズムを合わせて
歩幅を合わせて
一緒にいられたらいいなあ。
でも、それは、
いつもじゃないよ
合う時に合わせればいいんだ。
ずっと同じなんてないんだ。
変わるから、
時々それに気付いて合わせられる時に
合わせればいいんだ。
その人の日常に全て自分が入る訳ではない。
誰の人生であっても
全てに自分が入ってしまうことはない。
だから
目が合っているその時間、
一緒に話をするその時間、
笑い合うその時間、
楽しみを共有するその時間、
その人に少し、合わせることができれば
いいんではないか。
お互いに心地よく
いられる時間を
作ることができればいいんじゃないか。
なんだかそれで
十分ではないか。
今言い過ぎたと思うことや
今行き過ぎたと思うこともある。
それでも、そこで気付けたなら良いではないか。
その思い込みもそんなに相手にとったら
大したことではないのかもしれない。
もし違っていたら、
次気をつけよう。
じゃあ、どうしよう。
じゃあ、相手の反応はどうであろう。
今を冷静に見て、
次の判断をすればいい。
何を言っても禍を招くタイミングだと思えば
無理に話すことをやめよう。
ただニコニコしていよう。
自分のことに集中しよう。
誰かを変えようとしない。
無理に一緒にいようとしない。
そうなる時はそうなるんだ。
先はわからないのだから、
大切にできる今を大切にすればいいんだ。
笑っていればいいんだ。
大切にするって
手放すことを怖がることじゃない。
だからっていって無理に手放すことでもない。
支配することでもない。
執着することでもない。
そこにあるものを
ただ大切に包み込むようにあたためるように。
それでも
いつでも
どこへでも
誰のもとへも行けるように。
またいつでも帰ってこられるように。
全部好きであろうとしすぎていたのかもしれない。
好きなところはひとつあれば十分かもしれない。
それをずっと持ち続けられる心があればいいのかもしれない。
自分のものごとも、
ひとつ何かひとつだけでも
好きなことがあれば、
豊かに生きていけるのかもしれない。
その好きのひとつが大きければ大きいほど
自分の色がはっきりしてくるのかもしれない。
好きって感覚って
大事だなあ。
今の自分の良いなあっていう感覚も
大切にしたいものだ。
誰かの良いではなく、
流行りの良いではなく、
自分の良いなあを
探そう。
誰かじゃないよ。
自分次第で
楽しくなるのかもしれない。
きっとそうな気がする。
今日も、一歩。
