日々の"ほっこり" おかぴごと日記

人間らしく。愛と笑顔の明るい心で歩こう。

◎酸いも甘いも。

 

 

今日は年中組さんのクラスへ入りました。

 

一丁前に会話をし始める年頃なので

お友だち同士の会話を聞いていると

ニヤニヤしている自分がいます。笑

 

ドミノ遊びをやりました。

自由遊びの時間、わたしもなにかをしようと思い

ドミノを出して机に並べ始めたら

何人かが興味を持って一緒にやり始めました。

 

"机の上"で広げてしまって

"机の上"で並べてしまったので

少しの振動ですぐに倒れる…。笑

おおお、これは忍耐のいるあそびだなと

やり始めてから気付いたのでした。

 

子どもたちも同じように神経を集中させている様子が伝わりました。

「机触らないで!」

「○○くんのとこっち繋げよう」

「今揺れたよ」

「あーーーーーー」(倒れた)

 

この子きっと一人でやりたいタイプなんだろうな…

とか思いながら

あーもーすぐ倒すやんー…笑 

とか思いながら

倒れても倒れても「よし!もう一回!」っていってる子をみていると

忍耐のある子だなー

とか思いながら

 

ある男の子は

見にきたと思ったら

「なにしてるの〜??

わあ〜〜○○くん並べてすごーーーい✨✨

わあ〜〜〜れいな先生長く並べてすごーーーい✨✨

○○ちゃんそれ、階段〜??えーーすごーーい!!

いいじゃんいいじゃーーーん!!!」

とすごくなんか持ち上げてハッピー振りまいて応援してくれる子もいて。

本当に可愛いんだこの子がまた。

(わたしはこの子のことをハッピーボーイくんと思ってる。)

 

なんか色々一人一人の特徴が見れて面白かったなあ。

 

 

1日一緒に生活してて

5歳の子どもたちと20歳も歳の離れた自分から見てて

あーなんかこれ伝えたいなとか

こういうの少し知っててほしいなあとか

思うことがあるなと感じた。

 

今までは

子どもに注意することとか

子どもにこうするんだよ

っていうことにすごくなんだか拒否感を抱いて

いたんだけども

そんなことなんで言わんといかんのやろうな〜と

思っていたんだけども。

 

 

他のクラスの先生が子どもがまだ知らない知識を伝えてる場面だったり

喧嘩の話の仲介をしている場面だったり

そういうのを見ていて

 

ああ、こうやって伝えるのも大切なのか。

と感じたこともあって。

 

 

今日クラスに入っていて、

 

ご飯を食べる時に話をしながら食べる姿を見ていて。

 

話をすること自体はいいんだけども

全くしないでということでもないんだけども。

からしばらく見ていたんだけども。

 

話に夢中なりすぎて

大きな声で話しすぎてお汁をこぼしたりとか。

足が椅子の横に出て身体が曲がっていたりとか。

 

ご飯粒を集めることだったり

お皿を持つことだったり

よく噛んで食べることだったり

っていうのを

疎かにしているように感じたので。

 

「お話も良いんだけどもちょっと

まず食べてからお話ししよっか。」と伝えた。

 

「お皿持てて素敵だね。」と。

 

姿勢は何も言わずに近くに行って正してみた。

 

 

何かこれは"お行儀"というのもあるのかもしれないけども 

"お行儀よく食べれるといいなあ"というのも

あるのかもしれないけども。

それは私の中で"大事だろう"っていう基準に過ぎないんだけども。

そういう面も含めて、今

この子たちに伝えたいなと思ったので。

伝えました。

 

 

なんかこの仕事ってそういう仕事なのかな。と。

 

多分先生によって基準は違うんだと思う

それでも

社会に出れば色んな人がいるわけで

嫌でも関わっていくこともあるのだから。

 

酸いも甘いも。

 

言ってもいいのかなって。

 

言い方はあると思うし

その時はあまり気持ちよく受け取れないかもしれないけども。

 

こちらが伝えたいと思う大事だなってこと

そんな沢山じゃないけども

こちらがそう思ったのなら

選択肢の一つとして"教える"ことも

していいんだろうなと思ったのでした。

 

 

去年、子どもたちにどう"お行儀"を伝えようかと

思っていた時。

わたしはある方に

"お行儀が良いとなにがいいんですか?"

と尋ねたことがある。

その方は

"お行儀が良い(礼儀正しい)と人に大切にされるよ"

とおっしゃった。

 

 

お行儀が悪いよりはお行儀が良い方を

身体が成長過程の中で覚えていた方が 

育っていく中でその子が大切にされるのであれば

少しでも生きやすくいられるのであれば

 

お行儀が良い方の習慣を

伝えていきたいものだと感じた。

 

 

これだけしか正解じゃない

という伝え方ではなく

こうしたら素敵だよと

 

そうしてみたら気持ちよく過ごせることとか

その習慣が大事だなと思うこと。

 

教える側も強制するものではなくて

矯正するものでもなくて

私も私で大事にしたいことだから

やっぱりまずは一緒にやっていく形が今は一番

やりやすいなと思う。

 

 

いや、わたしも大事にしたいことを 

探している途中だからこそ

一緒にやってみてからわかることも

あるなと感じる。

 

 

やっぱり自分もその景色を見てみないと 

わからない。

目線を合わせて、

どこが大事かなと考えながら

それを彼らの一つの選択肢として 示せたら

それでいいのかもしれない。

 

あ、明日は5歳児、

がんばろう。

 

 

 

 

今日も、一歩。

 

 

 

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