日々の"ほっこり" おかぴごと日記

人間らしく。愛と笑顔の明るい心で歩こう。

◎久しぶりに先生。

 

 

今週、

水曜日、木曜日と

習字のお稽古で先生のお手伝いをさせて頂き、

小学生に書き方を教える経験をした。

また、来週もさせてもらうが。

 

これが、すごく、楽しかった。

 

 

こどもたちに久しぶりに関わった

という感覚がしたのだが、

小学生でも目を合わすとニコッとする。

ちょっと照れる。

あ、やっぱりこちらの気持ちがオープンだと

こどもはすぐに通じるんだなあと。

 

4月から始めた子は

1年生や2年生の子がいた。

"いろは"の順番に書いていくので

最初は"いろ"次は"はに"と書いていく。

 

3.4.5.6年生は

二文字の漢字"木星"、"音波"、"運河"など。

 

見本と直しは先生がして、

私は手をとって書き方を教えた。

 

昔先生に教えてもらったのを思い出しながら

姿勢はいつも背筋を伸ばして、

膝を平行にあげることを意識しながらやっていたのだが。

 

実際に手をとってやってみると

案外難しいことに気付く。

 

ガチガチに筆を持っていると筆先が付いて来ず

すぐにバサバサになる。

筆の手入れが出来ていない子の筆は

やはり、書きづらい。

 

 

言われていたことが、

今あーそういうことだったんだな。

と改めて、気付き、

同じように教えている自分がいた。

 

習字も型があってこそだ。

自由に書くのも楽しいかもしれないけども。

やはり基本ができてこそだと思う。

 

やはり、何事もそうなのだなと

改めて気付く。

 

最近はそんな基本を学ぶことが

ちょっとしたマイブームであり

謙虚になって、やっと落ち着きが出てきた。

 

決まったことをやる

ということも

ただやるという気持ちでなく、

1日の中で穏やかな心を思い出すための一つの習慣にも思う。

 

落ち着いて、冷静な判断ができる。

 

ストレスを溜めないために、

時間を上手く使って、できることがある。

 

実践する中で見つけていこうというところ。

 

話が逸れたが、

その教える経験は

またひとつ、学べた良い機会だなと感じた。

 

"基本を教える"

というのも、ここでハッとした。

やはり自分が基本がわかってないと

教えれないんだなということと、

やはり基本も大切なんだということ。

 

教える。

今まで抵抗があったことだったが、

今回はこれが自然とできていた。

 

自分がきちんとやってきたことだったから。

かもしれない。

 

 

こうしなければ、

あーしなければ。

は、好きではないけど、

自分の中で型としたものができているからこそ

自然と教えることができたんだな。

と感じた。

 

あれこれも口を出すわけではない。

シンプルに

道具の使い方や

置き方、

姿勢、

線の書き方。

 

的確に伝えれば

こどもたちって素直だから

すぐに変化が見えるんだよなあ。

 

面白かった。

 

 

 

なるほど、

私がルールが嫌だったのは

こうしなきゃいけないが嫌だったのは

まず自分がその型が染み付いてないことだから

だったのかもしれない。

 

でも、

生活の型って難しいよね。

 

でも、あれか。

人と気持ちよく関わる型とか

自分を大切にできる型とか

そういう生きていく中で必要かなって思うものを教えられればいいのかな。

先に生きてきた大人として

礼儀やマナーってやっぱり大切で

お行儀ってそういうところなのかもしれない。

 

 

教え方ってある。

強制や矯正とはやっぱり違う。

大前提にその子をまるごと受け止めた上で

こういうやり方もあるよ。

って一緒にやってみるくらいがいいのかもしれない。

興味があったら、

こうやってやるんだよ。

って教えたらいいのかもしれない。

 

 

 

近くの大人が

身に付いていることを一緒にしながら、

基本を丁寧に

まわりのこどもたちに伝えていけば

教育になっていくよなあ。

 

 

 

そのためにも、

ひとつひとつ、

身に付いていることがある

大人になろ。

 

 

 

今日も、一歩。

 

 

 

 

f:id:happyokapi:20190517092210j:image