大人になるというのは
大きな選択が増えることというか。
選んでいかなきゃいけないことが
増える感じがする。
何を大切にしたいかを
しっかり持っていないと
あれやこれやと
こぼれていってしまうような
感覚がする。
でもギュッっと掴んでいたつもりでも
手のひらを見てみたら
何もなかったという風になることであっても
それを知らず
ただ嫌だ嫌だと駄々っ子のように
ずっと気付かずに握りしめて、
手放せないものもある感覚がする。
大人になるってどうなんだろう。
よくわからないけども
昨日までの当たり前が当たり前ではなかったことに気付くこと
自分がぬくぬくと育ってきた環境に気付くこと
全て思い通りになると思って進み続けたけどそれに自信がなくなってくること
昨日までの好きが幻想に変わってしまうこと
描いてた未来がふと消えてしまうこと
なんでもできると思ってたのが永遠でないことに気付くこと
今はこどもに
おとなって楽しいよって
言える自信がない。
見失いそうだ。
我慢をできるようになることが大人なのか。
折り合いをつけられるようになることが大人なのか。
諦めることをいくつも経験することが大人なのか。
なりたくて
なるものじゃないのかな。
自然とそうなっていくのかな。
長い道のりを歩んでいたら、
転ぶ時はあって
坂はあって
人によっていくつあるかは違うけども
どうやって起き上がるのか
どうやって坂を越えていくのか
その都度考えていかなきゃ。
学びを得ていかなきゃな。
譲りたくないこと
譲れないこと
他人の気になること
他の人に指摘をされたくないこと
それは
やっぱりそこに何かがあるからなのだろう。
自分の中に向き合いたくない
何かがあるからなのかもしれない。
育ってきた環境からくる何かなのか。
親との関係なのか。
自分はこうだと言いたいのは、
そこに他に混ざらせたくない何かがあるからだ。
人によって
心が満たされる状況は違う。
みんな自分の見方でモノを言う。
自分も自分の見方でモノを言っているのだろう。
どれだけ公正にと気をつけても
偏ってはいる。
クセがそこにある。
なのだから、
全て聞く必要はない
全て摂りこむ必要はない。
半分くらいで聞く。
自分の見方も半分信じよう
それが頑固と言われても、
話を聞いてない奴だと言われても、
同じように
きっとその人もそういうところがあるから
そういうのだ。
全部鏡。
うまくいかないことには
自分の変えられる中に理由がある。
少しずつ変えていってみよう。
わたしはまだ
諦めたくはない。
我慢はしたくない。
折り合いなんてつけないさ。
自分が大事にしたいことを大事にしていく。
見失ったら
また見つければいいんだ。
ゆっくりでいい。
闘いはしない。
尖ったりしない。
牙をむいたりしない。
柔軟に
同じ方向を向いてみよう。
きっとすんなり物事は進んでいくかも。
できることから。
自分もまわりも
ハッピーが溢れますように。
自分だけでなく
まわりだけでなく
自分もまわりも、両方大切。
誰といても
染まらない
誰といても
群れない
いつでもわたしは、わたし。
大丈夫だ。
ゆっくり、のんびり。
今日も、一歩。
