日々の"ほっこり" おかぴごと日記

人間らしく。愛と笑顔の明るい心で歩こう。

◎原石。

 

 

ついこの間、耳をすませばの話を思い出す

出来事があった。

 

 

 

そこに行って、

未完成の自分を受け止めることができた

はじめてのことは未完成でいいんだと。

 

そこから歩み出すことができるからと気付けた出来事があった。

 

 

 

思い出されたのは、

主人公の雫がバロンの持ち主のおじいさんのところへ会いにいく場面。

 


聖司がバイオリンを弾いていると知って

雫も物語を書いて、

初めて書いた物語を持って、

おじいさんに見せにいく場面

 


その場面を思い出す感覚に似た思いを

この間体験した。

 

 

 

ジブリの映画「耳をすませば

好きで良く見ていた。

 

 

 

その中の台詞。

 

 

(原石の話。)

雫さんも聖司も

その石みたいなものだ

まだ磨いてない自然のままの石…

私はそのままでも とても好きだがね

しかし バイオリンを作ったり

物語を書くというのは違うんだ

自分の中に原石を見つけて

時間をかけて磨くことなんだよ

手間のかかる仕事だ

その石の一番 大きな原石があるでしょう

 

実はそれは磨くと かえって

つまらないものになってしまう石なんだ

もっと奥の小さいものの方が純度が高い

外から見えない所に

もっといい原石があるかもしれないんだ

 

 

 

(初めて書いた物語をおじいさんに見せた時の台詞。)

雫さん 読みましたよ

ありがとう とてもよかった

ウソ! ウソ!

本当のことを言って下さい

書きたいことが まとまってません

後半なんかメチャクチャ

自分で分かってるんです!

そう 荒々しくて率直で 未完成で

聖司のバイオリンのようだ

雫さんの切り出したばかりの原石を

しっかり見せてもらいました

よくがんばりましたね

あなたはステキです

慌てることはない

時間をかけてしっかり磨いて下さい

                                  映画「耳をすませば」より

 

 

誰にでも、最初はある

 

 

興味のあること、好きなこと、

そんな原石、

誰でもきっとある。

 

 

原石を原石として磨いていくのは自分。

 

最初は形になっていないものでも

そこから、磨いていけばいいだけ。

 

 


やってみることで

続けていくことで

きっと大切なことに気付いたり

才能が開花したり

輝きを増していけるのかもしれない。

 

 

 

 

そんなことを考えいたら、

耳をすませば

今夜テレビで放送するということを知った。

 

 

 

小学生の時沢山見てたけど、

大人になった今、

一つ一つの台詞から感じること

物語から感じることが

また違うのかなとも思う。

 

 

 

楽しみ。

 

 

 

今日も、一歩。

 

 

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