自分が知っている良さを
みんなが良いと思っているところへ
持っていく
自分だけがわかっていればいい
ではなくて
みんなにわかってもらえるように
それを真ん中に持っていく
ズレていたものを
さも当たり前のような顔で
真ん中に持っていく
それをすることが好きだと
そういうような事を、
星野源がよく言っていた。
理解されないこと
自分だけが良いと思っていればよい
と
思う事を
みんなが分かる形に真ん中へ持っていく
わかるような形に合わせて
でもその色や面白さは変えずに
多くの人が受け入れられる形にしていく
それって結構
ずっと理解ができなかった
自分だけがわかってればいいじゃん、
と思ってたし、
どうせわかってもらえないからそんなこと
したいと私は思わない、と思っていた。
自分に当てはまられる例えがなかったからだ
そこまでまわりにまで
目線を配れていなかったからかもしれない。
でも最近、なんとなくわかってきたのだ。
なんとも言えない
言葉に表現できない部分をもったとき、
大勢の普通と何かが違うと感じた時、
それでも自分はこういうものが面白いと
感じる時、このやり方が面白いと感じた時に、
なるほどと感じた。
そうではなくて
ポップとして
形をわかりやすくして
新鮮なんだけどそこにずっと馴染むような
バランスで
真ん中に持っていくその感じを
やっとその感覚を少しわかった気がした。
やっていることは
比べてしまえば
私は遥かにちっぽけなことだが。
自分だけが分かる言葉で
わかるニュアンスで
一人だけが理解していても
結局その世界は広がっていかない
理解されないんだと
伝えようともしていないのに
敵にしてしまう、
それは、
まわりにわかってもらう努力をしないのだ。
そう、その努力をしていなかっただけだった。
その先に生まれるものがあるのなら、
それをわかってもらう形にしていく必要は
あるんだなとわかった。
わかってもらえなくてもいい、
自分だけがそう思っていればいい、
そう思う時もあるが、
わかってもらえる言葉で
わかってもらえる行動で
伝えていく努力も必要なのだ。
そうしないと
世界は広がらない。
はみ出したものはずっとはみ出したままだ。
そしてずっと生きにくさを
抱えたままだ。
それでも楽しいならそれでもいい。
ある中で楽しく生きることも大切だ。
こんな面もあるよね、
みんなこういう面はあるよね
でもあんまり肯定的に見られないよね、
っていうところを面白さに変えて
自分も同じようなところがあるのだから
それもそれでまたいいよねっていう
幅を広げていくことをしていけたらと思う。
誰もが当たり前に
真ん中を歩けるように
いつのまにかそれぞれの
その光景がその在り方が
当たり前に日常に溶け込むように
そういうアンテナを日々張っていたいなと
感じるこの頃だ。
それもやっと言葉にできた気がする。
今日は仕事終わりに
爺ちゃんと爺ちゃんの友だちと
家の近くの居酒屋へ。
大切な時間。
楽しかった。
元気でいてね。
今日も、一歩。
