何者でもない。
いつまでたっても
何者でもないんだ。
なにもないと
思って落ち込むことが時々ある
でもそれは
なんでもできる
と同じことだと今は思う。
なにもないから
なんでもできる
ひとつひとつの経験は
自分の要素として培われていく
上手くやろうとしなくてもいい
やっていけば
そのうちなんでもできるようになる
何かになろうとすれば
なれなかった時に自分を責めたりする
こうあるべきと
いつのまにか
自分で自分を縛り付ける
そんなことないのにね
自分で自分を苦しめなくていいのにね
どんな人でありたいか
というものがあるのなら
それに従って今その判断を積み重ねていけばいい
今できることは
今しかないのだから
なりたいと思っていても
それはそこに執着することでもない
自分の思い描いている形とは
違った方向から
それが繋がってくることもあるかもしれない
だから
そうなりたいと思いながら
それに近づく今を過ごせばいい
ぼーっとしちゃうけども
ぼーっともしていられないのかもしれないね
ま、焦らずですね。
今できることは
そんなこと。
何者かになったところで
果たして心は豊かであるのか。
何者かになることが
ゴールなのだろうか。
何者かになることはできるのだろうか。
何者かになることってあるのだろうか。
ひとつだけの面だけしかない
人はいない
外側があれば内側があって
本音があれば建前があって
だから面白くて
簡単に分かることなんてできないんだ
自分で自分のことを知ることだって
簡単じゃないんだから。
だから
色んなことに遭遇するのだろう。
だから
色んな人に出逢えるのだろう。
自分は
外の世界に触れることで
自分を少しずつ知っていけている気がする。
自分を知っていくと
相手がいることを知る
相手にも
同じように
分からない部分があって
自分よりも分からない部分が沢山あって
その中で
関わりを持っていくには
やはり自らの学びは必要である。
人に学べというよりも
自分が学んだ方が話が早いのだ。
言葉よりも姿で
伝わることも多い気がするのだ。
何者でもない
だから
学んでいける
知らないことばかりだ
だから
ひとつひとつ
知っていけばいい
知ったかぶりなどせずに、
知らないことは
知らないと
言える素直さを
忘れずに生きていける人でありたいなあ。
できないことなんて沢山あるのだから
ひとつひとつできるように
気を向けていったらいいよなあ。
時間は掛かる。
でもだから毎日が続く。
そう考えると、とても豊かだから
そう歩んでいく。
学ぶことは
終わらないのだろう。
でもそれは
面白いなあと思う。
ぼーっとするけど
ぼーっと、してないんだ。
今日も、今日とて。
今日も、一歩。
