日が長くて。
19時でも
鳥の鳴き声が聞こえる。
まだ明るい。
なんだかそれだけのことなんだけど
不思議な気持ちになる。
日が長いって良いなあ。
寝て起きたら
なんだか
朝みたいだ。
朝4時ごろはもう明るい。
夜は7時を過ぎてもまだ明るい。
明るい時間が長いと
嬉しい。
動きたくなったり、
無駄にゴロゴロしてみたくなったり。
なんだか得した気分になる。
ただ、身体は
ぼーっと
何もしていたくない
うーーーーんとなってゴロンと戻る。
机の上に物が散らかってきた。
買った本はまだ読めていない。
フィルム写真はあっという間に
3本たまっている。
あとは現像に出さなきゃというところ。
弾きだしたギターはいつも
同じところでつまずく。
景色は綺麗なんだけども
それを上手く写真に残せないもどかしさが。
フィルム写真で撮っても
すぐには見られないもどかしさが。
あれではいい写真撮れてると思ってるんだけど
現像に出す頃には忘れてしまっていそう。
読みたいなと思って手に取った本も
読み始めると
なんだかこの頃集中して文字を追えず
すぐに飽きてしまう。
毎晩
一本ずつ
冷蔵庫から取り出すビールは
最高の贅沢。
樹木希林の本を買った。
一ページずつ読む。
飛ばし飛ばし読む。
窓を開けてぼーっとしていたい時。
ほんの少しの風で
洗濯物が揺れている。
でも自分にはあまり風が感じられず
ちょっと暑いなあと感じる。
やることがあるけど
今日はいいや
やーめたってなる気分
でもまたやれる時を待ってる気分。
テレビの音が聞こえるが
まだ少し明るい外の光を見ながら
薄暗い部屋にいたい気分。
部屋にある
いるのかいらないのかわからないものを
整理しようとする日は
いつくるのだろう。
ただ根暗な星野源のエッセイや音楽が
沁みる時。
ポップな星野源とマイケルジャクソンの
音楽や言葉で気分が上がる時。
なんでもない
もう少しで
暗くなる外を見ながら
何もせずに
ごろごろしてしまう時。
こだわっても仕方がないから
ただそこで思ったことを言葉というものに
してみようと思って
難しく考えても
いつも緊張するだけだから
気楽にいたいから
返ってきてもこなくても
大丈夫。
とか強がってみながら。
言葉にした後に
なにか虚しさを残しながら
それを待つ。
多分、どこかで期待をする。
結局返ってきたら嬉しいんだ。
そんなことを頭の片隅で
考えてる
そんな時間。
はあ、明日はお休みだ。
空っぽにしよう。
一度。
今も最高。
今日も、いい日だった。
仕事ってやっぱり、
楽しいなあって思った日。
動ける身体があることも
少しでも考えられる頭があることも
わかりにくいけども
人に伝えられる言葉が使えることも
当たり前じゃないけど
すごく大して有能な訳じゃないんだけど
これでも
誰かの何かの役に立ってるって思えるのがね。
嬉しいなあと思ったりする。
焦らずに
自分のリズムを崩さずに
相手のリズムに合わせながら
ああ、映画見たいなあ。
ごろごろしながら
頭だけは元気なようだ。
何も考えてないのに
なんだか色々出てくるものだなあ。
外は暗くなったようだ。
携帯の画面が目にしみる。
といいつつ文字を打つ。
さて、そろそろ動こうかな。
涼しくなってきた。
今日も、一歩。
