日々の"ほっこり" おかぴごと日記

人間らしく。愛と笑顔の明るい心で歩こう。

◎ゆとり。

 

昨日は2歳児でした。

 

好きな音楽には身体を動かして踊り出せる

素直さがとても可愛らしかったです。

 

何事にも素直に取り組もうとする姿。

この時期にどれだけ楽しく物事に取り組むことができたのか

の経験が今後につながってくる気がします。

 

夜、後輩とご飯に行き、話をしてました。

 

なぜ見えない枠に囚われるのか。

今までこうだったから今もそうしなきゃいけないのか。

それで苦しくなるのはどうなのか。

 

私はその枠をぶち破りたいと思っていた。

彼女は強い。

意志をしっかり言葉にできる。

外側の今の当たり前ではなく

本当はどうなのかに素直。

無理はやはり、必要がないことだと。

無理をして子どもに何かをさせること

無理をして自分がその状況で頑張らなければいけないこと

に対して疑問を持っていた。

 

彼女は目の前のことにいつも一生懸命で。

すごくバランスのとれている人だなと感心する。

子どもの事も隣でその事柄をよく見てから判断する。

 

ゆとり世代が時代を作っていく時なのか。

と最近思っていたのだが、

共通として思っていた事だったらしい。

 

それはなぜか。

"余裕の大切さを知っているから"

"力の抜き方を知っているから"だと思う。

 

自分の好きなこと、得意なこと、できること

は存分に楽しめばいい。

じゃあ苦手なことは?

全て一気にやろうとするのではなくて 

全部抱え込んでしまうのでなくて

得意な人を頼ればいいのでは。 

できる人に頼ればいいのでは。

という考え。

 

苦手ならば他の考え方も、他のやり方も

あるのでは、変えてもいいのでは。

という考え。

 

 

あれもこれもやらなければいけないに

こうしなければいけないに囚われすぎて。

 

長年やっている先輩をみていると

もちろん経験があるので

厳しく教える事もできれば

行事の完成度を高くすることもできるわけで。

保育の質も高くなるわけで。

保護者対応も上手なわけで。

でもそれと並んだ時に、

新人の保育士が、中堅の保育士が、

それと同じくらいを目指そうとする必要があるのか。

ということ。

どうしてもそのやり方じゃなければいけないのか。

という疑問。

 

方法は先生によって違う方法があると思う。

叱り方も、伝え方も、

何を大切にしているかも。

 

ピアノをずっと続けてきた先生なら

ピアノが上手に弾けるのはそうだろう。

得意なのだから。

 

工作が好きな先生ならば

季節の制作を毎月やるのは苦にはならないだろう。

好きなのだから。

 

遊戯を考えるのが好きな先生ならば

お遊戯会の練習は苦にならないだろう。

好きなのだから。

 

 

保育士だからといって

ピアノも、工作も、劇や遊戯を考える事も、

子どもの配慮を考える事も、全て得意な先生がいるというのは、稀だ。

ましてや、新人の段階、でそうなっている人はほぼいないと思う。

 

だから頼れるところは頼っていいのでは。

無理しなくてもいいのでは。

 

と思うところもある。

 

私はこちらを頑張るから

ペアの先生にこちらを頼むとか。

手の空いているパートの先生に制作の準備を頼むとか。

子どもたちに材料の中から

自由に作ってもらう月もあっていいじゃない。

 

 

結局自分がやらなければいけないな囚われてしまうと

そのやらなければいけないという思いが

できない子どもに対して

強く現れるから。

それをどうにかさせようと熱が入るから。

 

なんだっていいのに。

そんなみえない枠に囚われなくてもいいのに。

そのうちできるようになるんだから。

 

自分がやろうと思った時に

やればいい話なんじゃないのかな。

 

それは新人や中堅の保育士さんにも言えることだし、

子どもにも言えること。

 

続けてたら

できるようになるのだから。

 

 

"無理をしない"

"楽しい方を選ぶ"っていうことが

すごく。

何か伝えることに関して、

自分が働いて行く中で

生きて行く中で

重要であると感じる。

 

 

特に子どもと関わっているのだから

完璧さよりもどれだけその場を、その1日を

楽しく過ごせるかが重要な気がする。

 

 

それは決して

努力をしない、ということではなくて

真面目にやらない、ということではなくて

 

 

目の前のことに一生懸命になった上で、

それをするにはどうしたらいいのか

それがもっと多くの人が楽しくできるようにするためにはどうしたらいいのか

考えることが重要だと思う。

変えられるところは

変えていく必要があると思う。

 

ひとつだけの方法でなくて

他の方法を考えること。

 

 

本心で思っていることを

素直に言えることって

すごく大切なのかもしれない。

 

言ってはいけないと留めてしまうけども

言ってもいいのかもしれない。

 

 

言ったもん勝ちかもしれないなあ。

言ってもいいよね。言いたいなら。

言ってこ。

 

 

そんな後輩と

去年一年クラスを一緒に運営できたことが

何よりの宝です。

楽しかった。

 

またこれからお互い成長するだろう。

私も私で頑張ろうと

今後もまた、その時々を楽しもうと

思った昨日でした。 

 

 

 

今日も一歩。 

 

 

 

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