日々の"ほっこり" おかぴごと日記

人間らしく。愛と笑顔の明るい心で歩こう。

◎今、自分にできることとは。

 

 

 

 

昨日、カンボジアで孤児院を支えている

後藤勇太さんの講演会があり、

お話を聞いてきました。

 

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やはり、現地で活動されて

いろんな困難を乗り越えてきている方の言葉は

心に響くものがありました。

 

 

 

 

36人の父、後藤勇太さんのブログはこちら→後藤勇太|カンボジア ソク孤児院の父 |

 

 

 

 

私も去年の8月に1週間、カンボジアスタディツアーに行ってきました。

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現地を見に行きたいという興味だけで、

ただそこへ行きました。

 

 

 

 

行ってから、正直、驚きました。

 

 

 

 

もちろん生活や文化の違い、

慣れない気候などでの戸惑いはありましたが

 

 

 

 

私が行った時の印象に残っていることは

子どもたちの自立でした。

 

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自分のことは自分で。

 

知恵を使い、まわりの子と会話をしながら

その時間を楽しいものにしていく姿。

 

歳の上の子たちが下の子たちを見る姿。

 

いつでも笑顔に溢れまわりを明るくする姿。

 

 

 

 

 

食事、洗濯、だけではなく

セメントを自分たちで作って使ったり、

必要なものを自分たちの手で作り出す。

 

 

 

 

生活に目を向けてみると

やはり日本とは全く違った。

 

 

食生活も、トイレも、お風呂も、

日本にいると

あたり前に思ってしまうことが

そこにはない。

 

 

 

 

笑顔溢れる子どもたち。

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しかし、

 

その裏にはそれぞれ抱えているものがある。

 

 

 

孤児院にいる子は

なんらかのバックボーンを抱えている子たちばかり。

 

 

 

 

 

 

それでも、笑っている。

それでも、今を幸せに生きている。

 

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それは

なんとも立派で。

 

 

 

私はただ、1週間、

子どもたちの生活を見ながら、

ただ、そこに居させてもらうことが精一杯だった。

 

 

 

 

 

自分にできることは何もないと感じた。

 

 

 

 

 

でも、1年と少したった今、

それはそれで良かったんだと思う。

 

 

 

 

 

 

現地を見にいくことができたから。

そこで一つ、自分にできることはできていたんだと思う。

 

 

 

 

"国際支援"という言葉、

"ボランティア"という言葉、

 

そこには

"何かをしたい"

という思いを感じる。

 

 

 

 

ある人はモノを送るだろう

ある人は何かしたいと考えるだろう

ある人は現地を見に行くだろう

 

 

 

生活に困っている現状がある

今日の食べるもので困っている子どもがいる現状がある

病気を治すために病院に連れて行きたくても連れて行けない現状がある

治療をしてほしくてもしっかりした知識と技術を持っているお医者さんが少ないという現状がある

子どもを産んでも育てられない現状がある

子どもを学校に通わせてあげられない現状がある

 

 

 

 

 

 

 

 

でもそこに生きている人がいる。

 

その人たちに出会うことができた自分がいる。

 

 

 

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さあ、自分にできることはなんだろうか。

 

 

 

そして、本当に現地の人が求めていることはなんなのだろうか。

 

 

 

 

 

自分の"良い"と思ってること、"したい"が

相手にとっての"お節介"になっていないか

"重荷"になっていないか

 

 

 

 

 

そこにズレが発生していないか

 

 

 

 

必要なこと、

今自分にできることは何かと考えた。

 

 

 

一つ目は、現地を見に行くこと。知ること。

現地の人と会話をすること。聞いてみること。

 

 

 

二つ目は、見に行ったことを、感じたことを、聞いたこと、

必要としていることを、発信すること。

まわりに伝えること。

 

 

 

三つ目は、今自分の目の前にあることを一生懸命やること。

それは知識をつけることだったり、仕事を覚えることだったり、目の前の人と話をすることだったり、自分の得意を磨くことだったり、考え方や見方を成長させること。

 

 

 

四つ目は、自分が日本のこと日本人のことをよく知り、日本人に日本、日本人の素晴らしさを伝えていくこと、発信していくこと。

 

 

 

 

日本に生まれたから、

今の時代に生まれたから、

女性として生まれたから、

今、できることは沢山あると思うから。

 

 

 

 

日本だけでなく

日本人だからこそ、

世界のためにできることがあるのではないかと思うから。

 

 

 

 

 

 

 

きっと

"国際支援をしたい"

"海外でボランティアをしたい"

という人、そんな夢を持った学生さんは沢山いるのだろう。

 

 

 

 

 

動いてる人もいて、

何かしたいけど何をしていいのかわからない人もいるだろう。

 

 

 

 

 

わからないなら、

とりあえず、行ってみたらいい。

とりあえず直接、そこにいる人に

聞いてみたらいい。

 

そして、海外に関係あってもなくても、

自分の今目の前にあることに沢山気付いて、

一生懸命にやってみたらいい。

 

 

 

 

一人で大きな岩を動かそうと思っても動かない

何か大きなものを動かそうとするには

何人もの人の力がいる

 

 

 

 

ひとりひとりがはばたいて

ひとりひとりが輝いていく未来に

動かそうとする大きなものが動く時がくる

 

 

 

"個人"ではなく

"共に"

 

 

 

そのために

今自分の目の前にあることに

沢山気付いて、精一杯動いていこうと思う。

 

 

 

 

 

そんなことを、昨日、勇太さんの話を聞いて

感じたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

行動の一つとして、関わらせて頂いた

tomoni earth の活動→tomoni earth | ソク孤児院の運営サポートをはじめとして、日本とカンボジアを繋ぐ

(こちらは後藤勇太さんの運営する孤児院に直接的な活動サポートを行うことができる場所になります。)

 

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

今日も、一歩。

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